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種子法廃止

本記事 
fivelakesmusic.blogspot.com


2020年5月7日木曜日
種子法廃止
自家採種禁止しても無意味…勝手に出来るけど。結局営農するにはF1種購入が規定路線、自家採種なんてやっても品質と手間の面で農業者で生活出来ないのが現実ですよ。そう言う意味で既に分業は進んじゃってるんです。声高に叫んでる人達って実際に畑耕して居ない人達では。自家採種なんて何処まで行っても勝手にやれば良いだけ

結局出荷されてスーパーで売られる野菜って、真っ直ぐな胡瓜とか大根とか、テカテカしてやたら甘いトマトとかF1種で管理された物でしか消費者に選ばれないし、口に入る事はないんで…
問題の本質は別の所にあるんですよ

F 1種をモンサントの陰謀だーとか目の敵にする人達って多いけど、本来の意味合いは違いますよ。一代交配F1って意味合いで、一代目の品質はメーカーの意図したものに保証されてます。ただ2代目以降は遺伝子特性をコントロールすることが難しく、品質のバラツキ、無発芽が顕著になるんで営農するには使う意味合いが無くなります。毎年F1種買って蒔いた方が効率的。種の値段もそこそこしますが、品質と発芽のリスクを種苗メーカー側で負ってくれてるってことで納得です。在来固定種っていって種苗メーカーに頼らない野菜も各地方にありますが、それは各農業者の努力で保たれているもので、逆に勝手に種を譲り受けて他地で耕作されないように厳重に監視していたりします。F1種でも個人で頑張って良種選別して何代か交配して行けばそこそこ満足行く品質にたどり着けると言われてますが、メーカーは毎年それをやっていて安定の種を出してくるんで、持ちつ持たれつが現状ですよ