shirasumasakazuのブログ

シラスボシのブログ、バックアップ

M.Hさん

M.Hさん

 

 


 

ぼくのことを呼んでくれてありがとう、話したかったよ、こうして繋がれる事本当に嬉しく思う

あの日僕は疲れて家へと帰ったんだ、12時近く遅い時間だったかな、次の日も早くから仕事があったんで、そのままベッドへと入って寝たんだ

深夜時間は分からないけど何か物音と気配を感じて目が覚めた、次の瞬間意識が遠のいた、何かを鼻と口に当てられ嗅がされたみたいだ、意識が遠のく刹那、その男はクローゼットに隠れていて其処から飛び出してきたように思えた

それはちょっと信じられない、自分はセキュリティの完備したマンションに住んでいて部外者が入って来る事は考えられないし、ましてや自分の部屋にもロックが掛かっていたはずだ、しかしその男はそこにいた

僕が意識を取り戻した時、いや自分でそう思った時、なぜか自分はふあふあと浮いて居た、目の前のそいつは小柄な感じだけど骨太でがっしりとした体格の男が黒い服に身を包み、目出し帽で顔を隠し、僕の首を締め上げていた、僕はなんだか理解が出来ずに人事のように見つめて居たんだけど、不思議と痛みは感じなかった

そしてその男は手際よく、自分は大柄でそいつは小柄だったんだけども、もの凄く手慣れたような身のこなしで僕をクローゼットの中に吊したんだ、そうあっと言う間の出来事さ

 

そしてやっと僕は悟ったんだ

僕はこの男に⚪されたんだ

 

僕の首に掛けたロープは太くしっかりとしたもので、そもそもそんなロープが僕のマンションの部屋にある事自体がおかしい、だけども警察はその事には一切触れずに、何かシステマティックに粛々と処理しているように僕には見えた

そう僕はずっと見ていたのさ

自分が四んだ、⚪されたと言う実感が全然沸かなかった、この後に及んでも映画やドラマを演じているような感覚だった、でもやがて僕の体が運ばれてゆき、誰も居なくなり一人取り残された時に、深い悲しみと強い怒りが込み上げて来たんだ

 

僕は四んだ、もう戻れ無い

 

どうしてこんなことになったのか僕には分からない

仕事は順調で気が滅入る事もあったけれど、念願だった世界進出にも手応えを感じていたし、まだまだこれから、頑張ってゆこうと思っていた

何よりも自分の演技と表現活動で多くの人たちに僕なりのメッセージを伝えられることには本当に嬉しかった

そんな僕が自ら四を選ぶなんて本当にあり得ない

突然こんなことになってしまって本当に心苦しい

何よりも応援してくれていたファンのみんな達に申し訳ない

 

みんなごめん

 

僕は表現活動をして行く中で色んな人たちと出会い、チャリティー活動に真剣に向き合うようになって行ったんだ

芸能界は一見華やかな世界なんだけど、そこに集う人たちの欲にまみれた姿や、足の引っ張り合いなんかに僕は本当に嫌気がさしていて、出来るだけ距離を置くようにしていた

そんな中、地方で出会う素朴な人たちやチャリティー活動で出会う真摯な人たちに僕は心を引かれて応援したい気持ちが芽生えていった

そして、色々と知れば知る程この世界の二重構造に気付いたんだ

僕達の活動だけで無く、世の中のチャリティー活動にはもの凄く大きなみんなの気持ち、お金が集まる、ただそれらのみんなの気持ちが本当に正しく使われ居るのか僕は疑問に感じたんだ、そして少しづつ知人を介して様々な活動の実態を勉強し始めたんだ

また、この世界中には日本でさえも、過酷な運命に蹂躙されている子供達が沢山居る事に僕は気付き、救い出さねばと思うようになったんだ

芸能界は才能に溢れた素晴らしい人たちの集まりなんだけど、そんな中にも極一部、僕と波長が合い、そんな思いを共感出来る仲間とも思える人たちとの出合いがあった

僕は俳優であって直接社会を変える力は無い、だけれどもそんな思いに共感する人たちが静かに繋がり、其れ其れの立場で其れ其れの表現活動で、其れ其れの発信をして行けばやがて社会は変わり、困難な人たちを救い出す事が出来るのではと僕は思ったんだ

だけど、そんな思いに巻き込んでしまった一人がT.Yさんで、本当に悲しく残念な出来事で申し訳ない気持ちで一杯だ

AMは僕の事を駆け出しの頃から本当にサポートして下さり、感謝の気持ちしか無い

ただそんなAMにも、僕のそんな心持ちに気付いた勢力からの圧力があったようで、僕には本業の俳優業以外には余り肩入れしないで欲しいとの忠告も受けていたんだ

 

だけど、僕は真っ直ぐな性格だから

 

今、こんな漂う立場になってしまったんだけども、返って色んな事が見えるようになった、そう上から眺めて居るだけなんだけどね

そこで、僕をこんな目に合わせた人たちの事を探って見ようと思ったんだ、でも結果的には何も分からない

近づけ無いんだ

恐らく、この世とあの世のことも知って居る人たちで、何らかの結界のようなものが張られているみたい、厚い壁のようなものに阻まれて近付くことが出来無い

 

シラスボシさん僕からのメッセージを受け止めてくれて本当にありがとう、嬉しい、出来る事ならば生前貴方と合ってお話しして見たかったよ

 

 

これを読んでいる貴方に僕からの細やかなメッセージを伝えたいんだ

 

まずは自分を守って下さい、生きている事は本当に素晴らしい

出来ることならば、この世界の二重構造に気付いて下さい、そして分かり合える者同士で繋がって下さい、それが世界が良い方向に向かう第一歩で、困難な人たちを解放する為の第一歩となると信じています

 

 

僕の事はもう悲しまないで

僕はもう大丈夫

ここから貴方を見守り、サポートし続けます

 

貴方たち一人一人が幸せでありますように

 

心より愛を込めて

M.H

 

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